老後の検討

前回と同様、一軒家を購入する際の、新築住宅か中古住宅かについて考えてみたいと思います。引き続き中古住宅を購入する人が思う意見を挙げていきましょう。まず、やはり家というのは生涯その家に住む可能性が高いとは言えないという意見です。人はライフスタイルが少しずつ変化していきます。買った当時や10年後くらいのことならイメージできるかと思いますが、子育てが終わった後は、自分の老後のことまで考えている人はどれだけいるでしょうか。そういう意味でいうと、老後は施設に入る可能性もあることで、将来家を手放す人はいるかと思います。なので、どうせ手放すなら新築でなく、中古でいいかなと考えがでてきます。これはこれでありだと思います。老後という将来までイメージすると、長い目でみてやはり新築住宅でなくとも中古住宅でよいのではいう考えです。老後のことを考えるのはいいことですが、家を買う20~30の頃から老後をイメージしないといけないなんて世の中厳しいな、とも少し思います。