前回と同様、一軒家を購入する際の、新築か中古かについて考えてみたいと思います。引き続き中古を購入する人が思う意見を挙げていきましょう。まず、中古のほうが、家が出来上がった状態がわかってよいという意見です。これはどういうことかというと、中古は既に家が建っているので、広さや間取りを把握することが可能であり、それにより自分が実際に住んだ時のイメージがわきやすいという意味です。これは確かにそうだと思います。ただ、これは新築でも当てはまるケースがあります。それは何かというと、建売物件です。新築を買う人は、ほとんどが土地から購入し、そこに自由設計した家を建てるというケースが多いとのことですが、建売の場合は、建物ができており、且つ新築なので、結果として新築且つ状態のイメージしやすさの両方を兼ね備えていると言えます。やはり長年住むものなので、このようなイメージをするという作業は住宅購入でとても重要なことだと思います。